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ランニングする男性

「高齢者の生きがい」について考えてみよう

趣味やスポーツを行う

生きがいってなんだ?と問えば、お子さんがいる方はお子さんが生きがいと答えるかもしれませんし、ペットを飼っているご家族はペットが生きがいと答えるかもしれません。
そのほかに趣味、スポーツなどが生きがいという方もいるでしょう。

生きがいとはないかというと、生きていてよかったと思える事、生きていくために気持ちの張りとなるものです。
自分が生きていくために自分を必要としてくれている存在があったり、生きるということに意味、その価値を見出させてくれる存在、もの、出来事が生きがいです。

若い世代は様々な生きがいがあるかもしれません。
複数の生きがいを持っている方も多いでしょう。
では、高齢者の生きがいとはどんなことなのでしょうか。

社会から必要とされていることが生きがい

年齢を重ねて、やがて企業でもその役割を終え、退職、今度は老後の生活をどう生きていくかが問われます。
この時、空虚感に襲われる高齢者も少なくありません。
なぜかというと、いきなり社会とのつながりを切られたような気持ちになるからです。

今までは企業内で後輩、同僚から慕われ、頼りにされてきた、でもその慕われてきたことも、頼られてきたことも今は昔のこととなってしまった、仕事人間であった人ほど、このどうしようもない空虚感に悩み、生きる目的、生きがいを失ってしまいます。
家族が一緒に暮らしていれば、おじいちゃんとしての役割、おばあちゃんとしての役割があるかもしれませんが、核家族化が進み老々介護が多くなっている現代、家庭の中にも生きがいを見出すことができない高齢者が多いのです。

もう一度、アルバイトやパートなど働くということで、社会的な役割を見つける方もいます 。
誰かに必要とされているということ、社会とのつながりを持っている事、これから日本という高齢化社会で生きていく高齢者には、こうした目的意識を持つことが求められるでしょう。

この問題には家族のサポートも必要です。
仕事しなくてもいい、だから朝食の時間も遅くなっていい、話をするのはテレビへの独り言、これではもうすぐ痴呆が見えてきます。
そうならないように、近所にご家族がいるようならご家族が、知り合いや友人がいるならその方々が、どんどん外出させ、生きている事が楽しいと思える何かを一緒に見つけてあげるのも、高齢者が生きがいのない暮らしをしないための要素となるでしょう。